WIAS カメラアクティング&シーンスタディ 第10週
第10週のブログを担当いたします、りんです。
今週は前週に引き続きCMを作りに挑戦しました。
<レッスン内容>
*CM作り解説篇
どのような手順で考え内容を練っていくのか、1つの商品を例にして全体で考えながら説明していただきました。前回までの2回は一先ず生徒だけでCM作りを行なっていましたが、ここで一度思考の整理を行いました。
*CM作り実践編
2つのグループに分かれ、説明篇を踏まえてそれぞれCM作りを行いました。今回は偶然にもどちらのグループもスプレー型消臭除菌剤を材料に選択しました。
<詳細>
*CM作り解説篇
CMを作るにあたって、どのように戦略を練るべきなのか実践しながら学びました。まずは、商品名やその内容・効果・特色、伝えたいこと・打ち出したいことは何か、使用者・ターゲットは?……などCMを作るために必要な情報を一つずつ書き出して整理します。その後、整理した内容を踏まえてCMの具体的な流れを考えていきます。オーソドックスな展開やインパクトの強い奇抜な演出、打ち出すポイントを変えてみるなど数パターンの展開を考えたところから、商品の分析内容も踏まえて実際に作るCMを絞り込みます。
*CM作り実践編
解説篇を踏まえ、実際にCM作りに取り組みます。
私のグループが課題に選んだ商品はスプレータイプの消臭剤です。グループでの商品の分析を通して「臭い・菌・ウイルスの3つに効果がある」点を打ち出すポイントとしてCMを作っていくことに決まりました。いくつかのCMプランを考えた中から「臭い・菌・ウイルス」を目視化する案を採用し、実際に体を動かしてみながら細かい部分を練り、実際に撮影。そして撮影したものを見ながらフィードバックして頂き、内容を練り直して再撮影。最後に別役さんが考えた別ver.も撮影しました。
<感想>
今までの実習ではどんな商品かの意識はありつつもCMの内容を練ることに引っ張られ、商品の輪郭がぼやけてしまいがちでしたが、今回は解説篇で考えるためのツールを得たことで、商品についての伝えたい部分はっきりとしたCMを作ることができた気がしました。フィードバックを踏まえてより商品のイメージが残り爽やかな終わりになるような変更を行うと、さらに日頃見ているCMのような仕上がりに。商品に抱いて欲しいイメージも含めてCMの後味まで考えた方が良いと感じました。
また、今回取り組んでいるのは商品のCMですが役を演じる際にも今回学んだ”分析”を行うと役の輪郭がぶれないように演じることができるのではないかと思いました。演技自体もそうですが学ぶことが多いCM演習です。