WIAS カメラアクティング&シーンスタディ 第26週
第26週のブログを担当いたします、りんです。
今回は先週に引き続きEnsemble Etude with Wordsの続きです。
<レッスン内容>
*Scene16 サッカーの試合。負けている。ハーフタイムで喝を入れ合う。
*Scene17 海外旅行先、ホテルのモーニングバイキング。今日の予定を話しながら朝食。
<詳細・感想>
今週はEnsemble Etude with Wordsの後半戦、2つのシーンに取り組みました。
まずはScene16です。「サッカーの試合。負けている。ハーフタイムで喝を入れ合う。」というシーン設定を踏まえて、疲れの具合はどれくらいか、落ち込みや立ち直りなど気持ちの状態はどうかなどはもちろん、チーム感やそれぞれのキャラクター等々も考え、”試合のハーフタイム”という場に見える様作っていく必要があります。
個人が映る時間はそんなに長くないからこそ、台詞ではなく(台詞を用いても問題はないけれど)ちょっとした仕草や表情で心身の状態を表現していく必要があります。
初めはなんだか”チーム”という感じがあまりせず、ぎこちない感じでしたが、考えて撮影し見て振り返る作業を数回繰り返すうちにお互いのキャラクターやチームでの立ち位置が感じられ、初めと比べチームらしさの様なものも出てくる様になりました。
短い時間で落ち込んだ状態から立ち直り、士気を高めていくという展開は気持ちの変化が難しかったです。また、チームでの目標に対するエネルギーやチームメート同士で互いを気に掛ける気持ちなど目に見えない部分が”チームらしさ”のポイントとなるのかなと感じました。
レッスンの後半はScene17に取り組みました。Scene17ではどんなホテルなのか、場所はどこか、どんな関係性の人々なのか等状況を具体的に想像していきます。今回はハワイの高級ホテル!という設定で取り組んだので、リゾートならではの景色やワクワク感だけでなく、非日常のちょっと敷居の高い空間での緊張感や周りの視線、他の旅客の存在なども考えていく必要がありました。
また、プレーンなバージョンの後「殺人事件がホテル内で起こる」「テロが起こり、ホテルに缶詰」「仲間割れで喧嘩勃発」などプラスαの要素を加えたバージョンにも取り組みました。少し設定が加わるとよりキャラクターが立ってくるなど同じ場でも感じ方が変わってきて面白かったです。
Ensemble Etude with Wordsではその前に取り組んでいたソロやデュオより人数が多い分それぞれの写り方は小さくなるため動作を大きめにするなど写り方への配慮が必要となりました。また、シーンによって自分がメインになったりサブになったり、寄ったり引いたりと画面の変化が多い中で、「今撮られている(メインになっている)」という意識を持って見せていくことや、サブの時こそ空間を構成数上で気が抜けないということなど学びがたくさんありました。
それでは今週はこの辺で……。
ありがとうございました。