りかです。

今週から、新たな台本へと突入しました。

 

作品はスペインの劇作家フェデリコ・ガルシーア・ロルカの「イェルマ(Yerma,1934年)」という悲劇。

ロルカの主な作品のひとつで、その他に『血の婚礼』(Bodas de sangre, 1933年)、『ベルナルダ・アルバの家』 (La casa de Bernarda Alba, 初演1945年)があります。

 

台本は2つのシーンがあり、イェルマと夫フアンとのすれ違いと、イェルマとマリアの妊娠エピソードの場面です。

今回は初回なので、台本の分析から行いました。

抜粋した台本の場面から「どんな物語なのか」という推測、メインテーマは何か、登場人物ごとのキーワードは何かを話し合い。

オーディションで一場面を演じる時でも、物語の全体像を正しく把握できていないと、全く見当違いの演技をしてしまう。「ストーリーを推測する想像力」の重要性を教えていただいて、自分はまだまだ訓練が必要だなと感じました。

 

出てきたテーマとしては「愛と幸せ」。

「子ども=愛,幸せ」と捉えているイェルマと、世間体を気にしながらも子どもがいない事を正当化したい夫フアンのせめぎ合いは、登場人物ごとのキーワードを洗い出しているときにより明らかになりました。

フアンの子どもができない原因が自分にあるのではという危惧とプライド、とにかく子どもがほしいイェルマが惹かれる男性(ビクトル)や、夜な夜な通う占い師のラモンなど、背景が見えてくることで台本の捉え方が変わりました。

 

時代としては違うところがありますが、子どもがほしい・出来ない、自分が思う幸せの形と夫婦間のすれ違いなど、現在と共通するところは多々あると思います。

自分としてもまだまだ理解が浅い部分があるので、演じていく中でより理解を深めていけたらと思います。

 

以上です!読んでいただいてありがとうございました。

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