今週のブログはゆうきが担当します!
アントン・チェーホフ「かもめ」より第三章
登場人物
アルカージナ・・・女優
トリゴーリン・・・有名作家
トリゴーリンは旅先で若い娘ニーナに恋をしてしまい、彼女のことしか考えられなくなっている。
アルカージナは「あなた無しでは生きられない」とトリゴーリンを繋ぎ止めようとする。
その二人の会話シーンです。
今回は
・まずはパートナーを替えながらセリフや動きの練習
・男役と女役を入れ替えてセリフや動きの練習
・Before Timeのインプロ
– アルカージナとトリゴーリンが別荘にやってきたシーン
– トリゴーリンとニーナの関係が深まるシーン
・それらを踏まえて台本のセリフと動きの練習
という流れで練習を行いました。
*感想
男役と女役を入れ替えてやってみると相手の気持ちが理解できますね。
僕の場合は何故かアルカージナの方が感情を入れやすく感じました。
また、Before Timeのインプロは元々のアルカージナとトリゴーリンの関係性、そこからどのようにトリゴーリンが心変わりをしていったのかを体験することで演技に一貫性が生まれるのですが、僕自身はまだインプロはインプロ、台本は台本といった感じでその流れを活かしきれていなかった気がします。
今回はレッスンの初めに映画版かもめの該当シーンを見せてもらったのですが、セリフも要点を捉えたものがピックアップされ、表現も現代人にわかりやすい形になっていたのですごく理解が深まりました。
どうしても古い作品の言い回しだと自然な感じでセリフを言いづらいので、一言一句正確に言うことに拘らず世界観の中で自然と出てくるセリフを大事にしていこうと思います。