LAPACでの経験はかかった金額以上に価値のあるものでした。頭でばかり考えるより思いきって行動に出ることは様々な連鎖を起こし、予測以上の効果を生む。それを強く実感させられた1か月でした。
LAPACへの1か月留学について聞かされた時、行きたいと思いながらも金銭的な面で不安があり中々申し込みに踏み込めませんでした。ですが、別役さんの勧めと貴重な機会だと思ったこともあり、ちょっと無理をして行かせていただきました。全く後悔はしていません。
ロサンゼルスには、演技について学ぶ日々、そしてたくさんの人との出会いがありました。素晴らしい教師陣に囲まれ、丁寧なご指導を頂きました。
まず認めることからはじまる彼らのコーチングは挑戦することに対する恐怖心をなくしてくださいました。自分のアイデアをすぐ実践に移すことが増え、以前より度胸がついたと思います。LAPACで学んだことにより私の課題であった感情の開放も少しずつではありますが、成長を見せています。日本に戻った後、WIASのメンバーにエネルギーが増えて開放的になったと指摘されることもありました。
ロサンゼルスでは、現在俳優として研鑽されている方々が沢山いらっしゃいます。そういった方々からお話を聞いたり、共に過ごす時間は大変有意義なものでした。一緒にいて肌で感じたのは、夢を追うことは至極当然のことなのだということです。
迷いながらも行くことを決意し、向かったLAPAC。贅沢で学びが多く、とても濃い1か月でした。この経験を胸に留め、奮励していきたいです。得難い経験をさせていただき、本当にありがとうございました。