私自身、今回が初めての渡米でした。
引率の別役さんを含めて5人という少人数だったこともありますが、一つのアパートを借りて、ルームシェアして生活しました。幸運なことに、LAPACから徒歩15分という好立地でもありました!
休日や夜には、観劇したり、観光地にも繰り出しました。ハリウッド大通り、グリフィス天文台、ヴェニスビーチ…高い建物が少ないので、空の広さや開放感もひとしおでした。
クラスは、週4日でした。別役さんのクラスは、日本語によるスタニスラフスキーシステム、マイケル・チェーホフ、発表会の台本を使ったシーンスタディ。
また、現地の先生3人からは、オーディション対策(映像)、発声とナレーション、マイズナーテクニックを教わりました。
先生方のやり方は「褒めて伸ばす」タイプで、誰に対しても必ずいいところを見つけてくれるし、「より魅力的に見えるためのアドバイス」を、根気強く、かつユーモラスに教えてくれました。
まるでアファメーションをしているかのような授業の雰囲気だったので、勝手に自己肯定感が高まりましたよ(笑)
更に、発表会ではたくさんのお客様に観ていただけただけではなく、好評も多くいただきました!!それだけではありません。
ほぼ同じ台本で、ショートフィルムの撮影もしたのです!舞台と映像。一度で、2つのデビューが、たった一か月で叶ってしまいました!!
正直、英語に不安はありましたが、日を重ねるうちに、聞き取れる単語も、自分での意思表示も、少しずつ増えていきました。食らいついていけば、何とかなるものです。
たった一か月で、私はここに書ききれないほどの「初めて」を味わうことが出来ました。
勿論、良いことばかりではありません。だけど、それすらも最高の経験でした。次は、自分の力でLos Angelesに行くことが目標です。