皆さんこんにちは、WIASの吉岡です。今回は2/14(金)に受けた、シーンスタディについて投稿します。
いよいよ折り返し地点に入りだしたLAPAC留学。2月の最終週に行われるShowcaseに向けて今回からは立ち稽古形式となり、演技の細かい所まで”正当化”していきます。
とその前に、まず最初に行ったのは舞台会場の下調べです。会場となるのはLAPAC内にあるMain Stage。Main Stageは度々別の授業で利用していたのですが、改めて考えるとステージ全体の隅から隅までを見渡すのは今回が初めてかもしれません。
声はどれくらいの大きさだったら届くのか、観客席から見れば演者はどのように見えるのか、舞台袖はどのようになっているのか、今からでもすぐに使えそうな小道具・舞台装置はないか・・・。こうすることでいかに本番をスムーズに問題なく行えるかが想定しやすくなります。
そしていよいよ立ち稽古。実際に演者同士で台本通り演技を進め、演技の細かい所まで”正当化”していきます。
これまでにスタニスラフスキーシステムやチェーホフテクニック等で自身が演じる役にアプローチしていきました。今回は立ち稽古をすることで役作りにおいてまだ突き詰めれていない部分を再確認し、さらに役に近づていきます。
また、「舞台は観客への見世物である」という視点で演技を再確認することもあります。演者同士の会話のテンポ、要所要所でいかにコメディタッチの演技をしているか・・・役者はいろんな形で演技にアプローチをしていかなければなりません。
僕自身舞台をするのは数年ぶりで、いろいろなことを思い出しながらの授業でした。役作りを見直し、演じる役により近づていこうと思います。
以上、サンタモニカで様々な経験をしている吉岡でした。