おはようございます。
WIAS3期生の川崎です。
梅雨ですね。
2021/5/19&20
今週のレッスンの振返りです。
●スタニスラフスキー Imagination(想像力)の続き
今週も「Imagination」のワークを行いました。
ワークの方法は先週までとよく似ていますが、今回から、演技中に外野からその状況に対して質問が飛んでくるというものです。
例えば、何か飲んでいたら「何を飲んでいるのですか?」とか、電話していたら「電話の相手は誰ですか?」などという感じです。
演技をしながら、質問されてすぐに答える必要があるのでイメージが広がっていくという効果がありますね。
今回のワークを通して、役作りや状況の設定は具体的にした上で演じた方が行動しやすいと思いました。
僕は初めて知ったのですが、デクラン・ドネランという演出家がいるそうで、デクラン・ドネランの理論を聞いて確かになと思いました。
(デグラン・ドネランについて詳しく知りたい方はWIASを受講して下さいね)
●シアターゲーム「箱の中は何だろうなゲーム」
方法
箱の中にものが入っている。
質問者は質問していき、質問された側はものについて「はい」「いいえ」「どちらでもない」で答える。
3分間、質問できる。3分間で当たらなかったら1分間の延長。箱を揺らして音を聴ける。
それでも当たらなかったら、ジェスチャーをヒントにものが何かを当てる。
観察力と推測力が必要です。
今回のシアターゲームは、シアターゲーム史上、最も難しかったです。
●インプロヴァイゼイション
今週のインプロは先週に続いてノンバーバルシリーズ第2弾です。
テーマは、「耳の聞こえない人」
耳の聞こえない人が通行人に道を尋ねるという設定です。
色々な要素が詰まっているインプロでした。
耳が聞こえない人を演じるため、リアルさを求めると、相手の言葉が聞こえないので相手の言葉に反応できないはずですし、いきなり知らない人に声をかけられると実際はどんな反応になるかというところまで想像力を駆使する必要があります。
いつもの癖で、耳が聞こえないはずなのに相手の言葉に頷いたり反応してしまうこともみられました。
ペアでインプロをしますが、演技中の目の前の相手は、耳が聞こえない人で、初めて出会う人なんだという状況を信じて演技する必要があると思いました。
目に見える世界だけではなく、見えない世界を感じながら演じられるように訓練を続けていきたいです。
今週はここまで、adiós