初めまして!鈴音です。
先月からWIASに途中入校し、初めてブログを担当させて頂きます☺︎
簡単に自己紹介させて頂くと、カリフォルニアのカレッジを去年卒業し、コロナ禍のため日本に戻ってきました。専攻は映画製作学科で主に作る側でした。なので、演技は少しかじったことはあるものの、ほとんど初心者です!映画を作る側として演技も深くお勉強したいと思い、WIASで毎週楽しく演技の基礎を吸収しています。
それでは今週のクラスのまとめに入ります:)
【Camera Acting & Scene Study】
今週から別役慎司さん作「海岸線にみる光
See Shine in the Sea Line」(2017)の作品のワンシーンを2人1組、映像演技として行っています。自分達が演技をするシーンは1ページのみなので短く少ない台詞ではありますが、登場人物を深く理解しないと演技に感情が込めづらいシーンでもあります。事前に全体の脚本(50ページ程)も渡されていたため、全て読んだ前提でクラスが始まりました。最初の1時間程はみんなで輪になり、それぞれ脚本について何を感じたか、自分が扮するキャラクターについてどう思ったか、自分だったら何をするか等話し合いました。そして各キャラクターについて掘り下げた後、演技に移りました。シーンの最中に肩の上辺りから相手を Mid Shot (胸から上を映す)で撮り、その後に一人一人の表情の動きを映像で確認しました。台詞を使って演技している自分の表情をまじまじと映像で見たのが人生で初めてだったので、私的には結構面白かったです(笑) 映像は目の動き、口の動き、眉毛の動き、細かいところ全部しっかり撮られてるんだなと当たり前の事ですが、改めて分かりました。
【1Aクラス】
今週も先週に続き”Mind & Body”です。
5人が主人公、上司、同僚2人に扮し3つのstageを即興でしていきます。
一つ目のstageは主人公が徹夜で仕事の作業をなんとか終わらせるというシーン。
二つ目のstageは主人公が徹夜で終えた物(レポート等)を上司のところへ持っていくシーン
三つ目のstageは上司に理不尽な扱いをされた主人公が暗い顔で休憩している同僚2人のところへ行き愚痴を言いながらどんどん明るくなっていくシーン。
全員が主人公、上司、同僚のキャラクターに順番に扮します。主人公役は仕事や上司との接し方に対するネガティブな気持ちから同僚達との会話でポジティブに持っていく気持ちを感じなければなりません。
意外と上司役が全員にとって難しく、主人公に対して理不尽な扱いをしないといけないため即興で意地悪にならなければなりません。みんな優しい人達なので凄くやりづらかったと思いますね(笑)私は主人公からiPadのデザインについての仕事を見るように渡され、理不尽な返し方がすぐ出てこず、文字が小さい、小学生にも解るようにレポートをまとめてこいとしか言えなかったです(笑)
次にCommunication(意思疎通、情報、感情、言葉、表情)を表現する事になり、”言葉”を中心に一つのシーンを全員で即興ですることになりました。
全員刑務所にいて顔がお互い見えないようにし、言葉のみでそれぞれのキャラクターをイメージしていき会話をします。
私は3人殺した殺人鬼になり、ちょっと声音を変えたり荒っぽい言葉をかけたりしていました。他には、冤罪で刑務所に入ってしまった未成年、殺人未遂、身内を殺してしまった人、相手に怪我させた人等がいました。普段から知っている人達と顔が知らない前提で会話しなければいけないので、声音等変えていかないとその人のいつもの顔がすぐ浮かんでしまい、演技しづらくなることが感じましたね。
さて、私の第二回目のブログは来期になると思います:)
以上、鈴音でした☺︎