今週のブログを担当するりかです。
4期が入ってから早いもので、もう2ヶ月めに突入しましたね!
レベル1A<スタニスラフスキー>
アレクサンダー・テクニーク、スタニフラフスキーの分析といったレクチャーを終え、いよいよ今回から実践へ。1Bクラスでも行ったムーブメントをした後に、今日の内容へと入っていきました。
テーマは、緊張と解放(Release & Relaxation)
・目的
心身が緊張していると感情がでてこない。だから俳優は「適度なリラックス状態」であることが理想。その反対の「緊張」を知ることで、リラックスの状態を知ること。
①全身緊張
全身の筋肉をくまなく緊張させる → 一気に脱力
直立姿勢やファイティングポーズをとってこれを行う。
・緊張状態でなぞなぞ
「洋菓子屋で働くのは、けいこさん。では和菓子屋で働く人は?」というような、小学生レベルのなぞなぞを『緊張状態』で解く、チーム戦で行う早押しクイズ。
次は「日本の都道府県は?」「アメリカの州」「世界の劇作家の名前」といった答えが複数あるクイズを全員で。
正解者から緊張を解いていけるのですが、苦戦する人(私)はずっとファイティングポーズを続けていた為、非常に身体のエネルギーを消費しましたね。。そして教養の大事さをひしと感じました。
☆ポイント
緊張状態だと、頭が働かない。俳優は常に色んなことを考える必要があるから、より一層リラックスすることが必要である。
②部分緊張
まず仰向けで寝ころんで、先生から指示のあった部位を緊張させる。
ex)上半身、右半身、左上腕筋、お腹、右の指と左足のふくらはぎなど…
次に3人ペアになって、「どこの部位を緊張させているか」をお互いに当てるゲームを「立つ」「座る」「歩く」3つの状態で行いました。
最後には、2人ペアを3つ作ってチーム戦。ペアで全く同じポーズをとって、どちらか一方だけが、身体のある部分を緊張させるというルール。
・2人のうちどちらが緊張しているか(1点)
・どの部位を緊張させているか(1点)
という配点で、ポーズを取る2人をみて他チームが予想しましたが、これがなかなか難しく面白かったです。
また緊張させる側になった時も身体がプルプルと震えそうになったりして、必死で堪えたりしていましたが、ポーズの時間が終わって振り向くと、りんちゃんが超至近距離にいたのでびっくりしました(笑)
☆ポイント
身体のどこか1部分でも緊張していると、不自然にみえる。身体の緊張している部分に気づき、それをゆるめられるようになることが大切。
レベル1B<シアターゲーム&インプロヴァイゼイション>
①ムーブメント
膝のクッションを使って手を前後に振ったり、片足を前に出して腕をぐるりと1回転、投げなわのように腕を大きく回す動作や、両肘を肩と同じ高さまであげて振り子のように左右にぶらぶら振ったり、両腕を前に出してグーパーする動きなどを行いました。
②職業当てジェスチャーゲーム
4つ折りにされた小さな紙に書かれた職業をジェスチャーだけで表現し、なんの職業かを当てるゲーム。
3vs3に分かれて「5回正解するまで」のタイムを競う形で行いましたが、職業によっては非常にむずかしかったですね。
バスの運転手や大工さん、漁師、モデル、ダンサーなどから、天気予報士、薬剤師、そして肉屋まで…見学にいらっしゃっていたアッキーさんとゆうこさんのファインプレイに何度も助けていただきました(笑)
③名前呼びゾンビゲーム
1.等間隔に丸くなり、中心に1人が立ちます。そのひとりがゾンビとなって、誰かに狙いを定めて近づいていきます。
2.ターゲットとなった人は、仲間のうちの誰かに助けを求めてアピール。
3.ゾンビに触れられる前に、自分(狙われた人)の名前を呼んでもらえればセーフ。呼んでもらえなければアウト。今度は自分がゾンビになってしまいます。
記憶力と集中力、そして瞬発力が試されるこのゲーム。
4期生がスタートしてから1ヶ月が経つので、さすがに名前は覚えていたのですが、このゲームを通してもう確実なものになりましたね(笑)
④インプロ・コンフリクト
「通りでバッタリ」
A:久しぶりの再会に感動。話が聞きたい。
B:Aが誰か思い出せない。とりあえず相手に話を合わせよう。
整形して容姿が激変した学生時代の友人や、握手会で会ったことのあるファンとアイドル、教育実習生と当時の小学生だった生徒、お兄ちゃんの元彼女(実は遊び人)と妹…などと言ったそれぞれの関係性も面白かったです。
また喫煙所や電車の車内、女子トイレでの順番待ち列というような、場所の設定も独特で興味深かったですね。
☆ポイント
A:すれ違って気づく時のリアルな反応。街中で知り合いかもしれない人と再会した時の、気づくまでの時間や声のかけ方。(一度すれ違ってから振り返って二度見する、など)
B:表と裏の感情。表面的には不自然でない程度に相手に話を合わせながらも、内心は相手が誰だろうと疑問に思っている。その微妙な出し方とバランス。
以上、第5週目のクラスの内容でした!来週もよろしくお願いします!☺︎