最高気温も10℃を切る日が出てきて、冬を感じております。工藤がお送りします。
スタニスラフスキー
筋肉 2回目
【内容】
今日は先週に引き続きまして、ひたすらに椅子を感じる訓練の第2弾です。
床に座り、椅子をよく観察して、触って。今度は椅子無しで再現、間違ったり迷ったら確認・修正をソロ、ペア、立位で実施。最後はソロで左右の手が違う所を触れたり、ファストタッチしたりに挑戦しました。
途中で、ホワイトボードに横向きで□と\を描きました。
本日の締めは、イメージしたものを投げる直前に申告して相手に投げてみる、投げられた人は物の形や放物線の形、速さ、重さをしっかりイメージしながら受け取るゲームをしました。
【学び・感想】
先週は筋肉の使い方優先で探る状態でしたが、今週はイメージに集中しながら、取り組めて集中力を上手く使えました。
ホワイトボードは個々人の癖が可視化して面白かったです。
投げる側のイメージがしっかりしていた方が受ける側も受けやすく、あまり知らないものでも、重さや形、投げる側のフォームを見て「こう受け止められそう」とイメージができれば適応できました。
優しく受け止める、喜んで受け取る、受取り拒否など、リアクションも付けて楽しく学べました。
シアターゲーム−ラジコン第二弾
【内容】
ペアで片方が目を閉じ、相方の指示に従って歩き、目的地向かい、チームでその速度を競うゲームです。
今回はサッカーボールと的があり、ボールまで導き、的に当てさせます。途中障害物となる椅子が配置されるなど、難易度も変化していきました。
【学び・感想】
サッカー経験者のりんちゃんはとても正確に打てるので、正しい指示が出せれば命中率が高かったです。また、軸足や蹴る足の動きも把握しているので、蹴る前の立ち位置の調整や蹴り方の指示も的確でした。
最初のうちは軸足の位置を考慮せずに指示を出す方もいて、思った方向に蹴れない失敗もありました。段々慣れてくると、軸足から利き足の角度も意識して指示が出せるようになり、難易度が上がっても打てるようになりました。方向については右左や何度、何時など様々な表現がありました。蹴り方については途中から「そっと」や「強めに」など各々工夫した表現が見られました。
改めて、何気なくしている行動を意識し直せました。
ペアインプロ「買い物」
A:憧れの店に買い物に来た。まだ手が届きそうにない。
B:金持ち。新作を何点か購入する。
なお、ペアインプロ中、他のペアが店員を演じる。
【学び・感想】
それぞれ様々な動機で来店していますが、やはり動機が正当化できていると自然でした。そして、経験していることは想像しやすい。さらに、所作にも出る。
高級なお店では身の縮む思いしかしてこなかったので、Aは比較的想像しやすかったです。Bについては特に実在するお店は行ってみないと想像もし辛いと感じました。ブランド品は目的買いしかしてこなかったので、最近は通販でポチッとすることがほとんどだったな…と反省して、今度買うときは接客をしてもらおうと思いました。
最近、韓国ドラマで感動したことがありました。誰がどう見てもそうにしか見えない=視聴者を惑わせない動作、表情だと感じました。吹替ももちろん上手な声優は不本意に視聴者を惑わせない。
自然=本物=自分みたいになっているお芝居は観ていて迷う時がある。なので、スタニスラフスキーにも通じますが、どうしたらどう見えるかを分析して置くことも大切だと思いました。