レベル1A・B 第25週
レベル1第25週のブログを担当します、りんです。
最近は体験の方が来ることも多いレベル1クラスですが、今週はいつものメンバーでスタートです。
レベル1A<スタニスラフスキー>
<レッスン内容>
*ムーブメント
▷膝シリーズ。膝5、椅子に座った状態から上半身は真っ直ぐのまま立ち上がる、立ち膝反らないように上半身を後ろに倒していく・横方向の動きも追加する、体育座りから土下座の様な姿勢へ。
*スタニスラフスキー
▷Actions最終回。
▷Focus&Concentration ー集中と焦点ー
<詳細・感想>
前半は数週にわたって取り組んできたActionsの最終回です。今までやってきたことを踏まえて30分のロングインプロに挑戦しました。
テーマは「とある一家の日曜日」
父親‥‥‥バレずに愛人に会いにいきたい。
母親‥‥‥日曜だから父親に色々してもらいたい。
長女‥‥‥受験のため勉強に集中して取り組みたい。
次女‥‥‥遊ぶお金が欲しい。父親から小遣いが欲しい。
愛人‥‥‥バレずに父親を引っ張り出したい。
居住空間とカフェを簡易にセットしてインプロスタートです。それぞれのSuper objectiveを達成するための登場人物の思いと言動が交錯します。自分の役のSuper objectiveを達成するためにSimple objectiveを頭の中で整理しますが、他の登場人物の予想外の言動でとるべき行動も刻一刻と変化していきました。自分の目的を強く意識している分、目の前で起きている現象とそれに流されていく自分の思惑(Superobjective)をどうするか迷いました。
お話の展開は父親と愛人との密会が発覚し、愛人を家に招いての家族会議に発展しますが、私の務めた長女としては正直こういういざこざは面倒だしちゃっちゃと片をつけるか無視したいところだなと思いつつ、勉強したくても家族がどうにかなるかもしれないと思うとやはり集中できないもので‥‥‥
Super objectiveを強く意識して行う30分のインプロはあっという間でしたが、普段の生活はこれの繰り返しなんだよなと思うと、少し不思議な気持ちにもなりました。
後半は新単元、Focus&Concentration ー集中と焦点ーに入りました。集中と焦点は似ている様だけれど違うもの。
焦点は対象にアジャストすることで生じ、人は理由が目的がある時に集中する。私はこれを集中するから焦点が生まれるということかなと理解しました。
では具体的にどの様な時に集中力が高まるのでしょうか?。勉強中、時間に追われている時‥‥‥などなど。色々ありますが、わかりやすい例として”記憶する”作業をしている時が挙げられます。
レッスンでは集中力を高めるトレーニングとして短時間で初見の絵を見て覚え、その絵に関する質問に答えるワークを行いました。どこに何があったか、何色だったか、どんな形・ポーズ?など見る時に意識的に記憶しながら見ていても、質問時間の後半になると記憶が薄れてきたり、意識していなかった部分については記憶がふんわりしてしまいます。集中と焦点がわかりやすく感じられるワークでした。
レベル1B<シアターゲーム&インプロヴァイゼイション>
<レッスン内容>
*ムーブメント(出し合い)
▷肩と耳を近づける動き、片足を出して反動を用いながら腕を回す、ボックスタッチ、体育座りの様に丸まった姿勢から仰向けへ、正座から伸びる動き、cat&cow
*シアターゲーム
▷今週はなし!
*インプロヴァイゼイション
▷「訪問者」
<詳細・感想>
今週は丁寧にインプロを行い、インプロのクオリティを上げることがテーマのインプロDAYでした。
課題は「訪問者」
女 :一人旅に出たが道に迷ってしまった。一晩泊めてもらいたい。
家の主:この女が信用できない幽霊かもしれないし、強盗かもしれない。
これを大元の設定として、それぞれのペアごとに詳細を決めていきます。今回は実際にインプロに入る前に、別役さんと共に設定を詰めていきました。決めた設定がそれぞれの役で正当化できるように気をつけながら、アクシデントを設定するなど、内容に起伏をつけました。
それぞれのペアで役割を入れ替えながら計6回。砂漠の研究者vs敵討の旅人、麻薬組織のアジトvs好奇心旺盛ガール、おばあちゃんと外国人、人肉愛好家の家、古墳研究者、人に化けた狐の訪問者などなど盛りだくさんでしたが、ある程度設定を詰めたことで、トンチンカンすぎず、感情の変化などがみえ面白い仕上がりとなっていました。
個人的反省点は色々ありますが、今後のインプロでは今回詳細設定を詰めた時のように役の立場を考えて詳細を考えたいなと思いました。
それでは今週はこの辺で。
ありがとうございました。