5期生のまよです。
第6週のクラスを紹介します↓
レベル1A〈スタニスラフスキー〉
先週に引き続き「緊張と解放 Release & Relax」を学びました。
① エクササイズ「パペット」
ペアを組む。Aは身体を軽く緊張状態にする。
Bは、Aの身体を自由に動かして様々なポーズを取らせる。
※クリエイティブに様々なポーズを取らせること。他のペアとコラボして、ポーズを取らせてもOK。
② エクササイズ「ラグドール」
ペアを組む。Aは完全に脱力して、床に仰向けに寝る。
Bは、Aが脱力状態であることを確かめた後、Aの身体を引きずったり起こしたり転がしたり、自由に動かす。
※Aは完全に脱力すること。人に対する不信感があると、緊張して力が入ってしまうことがある。完全に脱力するが、首などは痛めないように気をつける。
*感想*
・完全に脱力状態の人間は、予想以上に重たく、動かすためには結構な力が必要でした。ある程度の力と緊張があってこそ、自分の身体をコントロールすることができるのですね。
・ある部分を動かすと他の部分も連動して動いたり、中心部分から動かすと体全体を動かしやすかったりなど、新しい発見がありました。
③ 寸劇
「合格発表を見に来た親子」「レストランでのプロポーズ」「新人女優と大物女優の楽屋挨拶」など、緊張と解放をテーマにした寸劇をやりました。
*感想*
・様々なシチュエーションで、緊張が高まっていく様子、緊張が解けて解放されていく様子を見ることができました。緊張する場面というのは、生活の中にたくさん潜んでいますね。自分がどういった場面で緊張するのか、解放されるのか意識してみようと思いました。
・自分が演じながら、また、演じている人を見ながら、緊張というのは、目には見えないけれど、相手や周囲に伝わるということを実感しました。緊張をコントロールすることはやはり大切ですね。
レベル1B〈シアターゲーム&インプロヴァイゼーション〉
シアターゲーム「床にタッチ」
チーム全員が体のあらゆる部位を使って、指定された数字の数だけ、床にタッチするゲームです。
例えば、4人チームで、数字が「6」であれば、4人全員で床にタッチしている体の部位が6つになるようにします。
リーダー役を立てて、リーダーが誰がいくつタッチするのか指示出しをし、メンバーはリーダーを最大限サポートします。
できるだけスピーディーに、かつ、クリエイティブなポーズを取ることがポイントです。
ゲームの難易度が上がっていくと、床の他に、椅子、テーブル、壁なども加わります。
*感想*
5期生は暗算が苦手な人が多いのか、終始時間がかかっていました(笑)別役さんにも指摘されましたが、お互いどこか遠慮があるのか、コミュニケーションがスムーズに取れていなかったことも原因と思われます。演技をする上でも、作品を作る上でも、共に成長していく上でもコミュニケーションを取ることは大切だなと痛感しました。
インプロヴァイゼーション「バイト終了」
二人一組で、対照的な関係を表すインプロ(ペア・コントラスト)をやりました。
テーマは「バイト終了」、設定は以下です。
バイト:朝から晩までのバイトで疲れ切っている。早く帰って寝たい。
正社員:夕方からの仕事でまだまだ元気。店内をいつもより綺麗にして帰りたい。
*感想*
・今回は、掃除の動きを具体的にイメージしてマイムをしながら、会話し、疲労しているバイトと元気な正社員のコントラストを表現することがテーマでした。
・1ヶ月余りインプロをやってきて、事前準備で場所のイメージを具体的にすることはできるようになってきました。しかし、それをマイムで表現することがなかなか難しいです。少し移動すると、イメージしていたものが崩れて、あった場所や形が変わってしまいます。私はモップで部屋を掃除するマイムをやっていたのですが、即興中に3回ほどモップを見失いました(笑)
・普段、ほとんど意識せずに物を触ったり、動いたりしていることが多いことに気づかされました。日常生活で、物の形や大きさ、手触り、温度感、使用する際の体の動きなどを意識してみることが大切ですね。