5期生のゆうきです!
演技の勉強を始めてからというもの、映画やドラマを観ていてもついつい役者さんの演技に注目してしまいますね。
今回はレベル1A・1Bの第8週のクラスでした。
レベル1A
〈スタニスラフスキー〉
「重心とバランス」
先週に引き続き「重心とバランス」についてゲーム形式で学びました。
- 手押し相撲
- 2人1組で向かい合い、つま先が当たるくらいの距離で手を引っ張りあってお互いを支え合い、座って立つ
- 2人1組で背中合わせで支え合って座って立つ
- 2人1組で手を押し合いながら相手の方に倒れ込んで支え合う
- 2人1組でビーチフラッグを行い、走っている最中にスターターに銃で撃たれた方はその場で倒れる
- だるまさんが殺し屋
だるまさんが転んだ形式で、だるまさんは動いた人を銃で撃つ
スパイは他の人を押して動かしたりできる、ただしだるまさんはスパイの正体を知らないのでスパイも動くと撃たれる可能性がある - 1人がストーリーテラーとして即興でストーリーを語りながら、他の人はそれに合った動きを行う
ライトを当てられた人はライトが当たっている間はフリーズする
重心がしっかりしていることは、俳優として安定感や存在感を出していくために必要不可欠です。
5期メンバーは全体的に重心やバランスが安定している気がしますね。
個人的には片足立ちがフラフラしてしまうので、もっと安定していけるようになりたいと思いました。
レベル1B
〈シアターゲーム〉
「箱の中身は何だろな」
- 出題者1人が箱の中身を確認し、その他の人は回答者として質問をしながら中身を推理していく
- 3分経っても正解が出ない場合、出題者は箱を揺らして音を聞かせ、回答者はその音と質問で中身をまた推理していく
- その後1分経っても正解が出ない場合、出題者がジェスチャーでその箱の中身を使用している場面を再現する
これは回答者の想像力が問われるゲームでした。
例えば正解が缶ビールの場合、
「スーパーで売っているものですか?」→「はい」
「金属ですか?」→「はい」
となった時点でハサミなどの金属製品をイメージしてしまい、飲み物の缶を想像することができなくなってしまいました。
最近は映画などでもグリーンバックの何も無いところで演技をする機会も増えていると思うので、俳優としてリアルな演技をしていく上で想像力をもっと磨いていきたいですね。
〈インプロ(ソロ)〉
「花瓶」
割れた花瓶を瞬間接着剤で直していると、指と指がくっついて離れなくなる。
なんとか剥がそうと奮闘する。
今回は1人ずつのソロインプロでした。
5人でやったのですが、1人も設定が被ることなく皆思い描く世界観が違うんだなぁと勉強になりました。
ソロの場合はセリフよりも空間や花瓶などをいかにリアルに表現できるかのパントマイムが重要になってきます。
ソロインプロは先月に続き2回目で、自分ではリアリティを前回よりも意識したつもりだったのですが、先生からフィードバックをもらいお手本を見せてもらうと「全然違う!」と痛感しました。
花瓶の形や接着剤の着け方などはイメージしていたのですが、同じ花瓶でも高級な花瓶だと扱い方がより慎重になるなど、それを取扱う人間の心情によって動作も変わってくるのだという所まではイメージができていませんでした。
発表前の10分間でストーリーの組み立て、空間のイメージ、物のイメージ、人物の心情など色々なことを考えながら練習をするというのはなかなか大変ですが、こうやって鍛えられていくことで本物になっていけるんだなと感じています。