本日ブログ担当のまよです。
〈スタニスラフスキー・システム〉精神と身体(Mind&Body)
先週に引き続き、精神と身体をテーマに3つのワークを行いました。
(1)喜怒哀楽のペアワーク
ペアを組み、相手を「喜怒哀楽」いずれかの感情になるよう仕掛けます。
例えば、「喜」の感情にさせたいのであれば、そのようなシチュエーションを作ります。
「ドラマのオーディションの合格通知を伝える」「サプライズで誕生日のお祝いをする」など。
ただし、感情のツボは相手によって微妙に違うので、その人ならどんなことに一番喜びそうかを考えて仕掛けます。また、何が起こっているのかわからないと、相手は困惑するばかりなので、自然にシチュエーションを作り、相手を巻き込むことも大切です。
慣れてきたら、声を出さないバージョンもやってみました。
(2)喜怒哀楽の表情チェック
喜怒哀楽の表情を変わるがわる作り、ビデオに撮って、自分の表情の動きを客観的にチェックします。
表情だけをチェックしたことはあまりなかったので、細かく見てみると色々な発見がありました。
「口の動きがシンメトリーではなく少し偏りがあるな」とか「表情を変える際に、目線が下にいく癖があるな」とか。自分で思っている表情と客観的に見える表情にいくつかギャップを見つけたので、埋めていきたいと思いました。
(3)喜怒哀楽の身体化の分析
人は何を持って、どんな仕草からその感情を読み取っているのか?
喜怒哀楽それぞれの感情を持って歩いてみて、その様子を観察し、感情が表情や動きにどう反映されているか、分析してみました。喜・楽のポジティブな感情、怒・哀のネガティブな感情はそれぞれ特徴が似ていました。その感情の動きをしてみると、自然と気持ちも引きづられて同じ感情になるのも、面白い発見でした。