1Aクラス第4週目のブログを担当します、りえです。
前回は「スタニスラフスキー・システムの分析」の途中で終わったので、今週はその続きからです。
先週と同じくスタニスラフスキーが提唱している「演劇の要素」についてみんなでディスカッションしていきます。
残りの要素はこちら。
・テンポとリズム
・外的形象化
・行動の正当化
・行動の流れ
・感情の流れ
・台詞の喋り方
・信頼
・真実
要素を聞いてピンとくるもの、普段から意識するよう気をつけているもの、何を意味しているかいまいちわからないもの、人によって様々でしたがそれぞれの要素について自分の考えを発表していきます。
みんなの意見を聞いてなるほどと思ったり、自分の中でうまく言語化出来なかったことを他の人の言葉で聞くことで納得したり。とても有意義な時間でした。
次は「スタニスラフスキーのヒストリー」についてです。
年表を元にスタニスラフスキーの幼少期からその生を終えるまでスタニスラフスキーが当時どんな行動し何を考えたのかを学んでいきます。
スタニスラフスキーという名前はよく聞いてきましたが、一体どんな人物だったのかは今まで全く知りませんでした。
幼少期から芸術に触れ、演劇を探求し、その生涯を終えるまで演劇一筋だったスタニスラフスキー。
細かい部分は長くなってしまうので省略しますが、誰よりも演劇に対して真摯に向き合った人物なのだということがわかりました。
そしてスタニスラフスキーが提唱したシステムは現代でも優れた俳優訓練法として世界中で広く使われています。
スタニスラフスキーはこうも言っています。
「これらのシステムを全て経た人間が最高の俳優であるとはいっていない。より高いところへと登るための、たくさんの階段を用意したに過ぎない。」
「If you find it useful, then use it, if you don’t, don’t.」
世界中で時代を超えて使われているシステムを構築したスタニスラフスキーですが、本人は「役に立つなら使ってね」というスタンスなのがまたスタニスラフスキーのすごいところだなと思いました。
次週からはついに実際に身体を動かしてスタニスラフスキー・システムについて学んでいくということでとても楽しみです!
それではまた次回よろしくお願いいたします!