レベル1Aに引き続き、5期生のゆうきです。
レベル1Bの第4週のクラスについてご紹介します!
〈シアターゲーム〉
昼の情報番組
テーマ1「女性の社会進出」
テーマ2「円安・物価高が深刻に」
テーマ3「いつまで続くマスク生活」
テーマ4「YouTubeやライブ配信など、個人が発信してお金を稼ぐ時代に」
テーマ5「イジメは増えている?」
の中から各自、自分が司会者を務めたいテーマを選び、その他の人にはコメンテーターとして参加してもらい昼の情報番組のようなインプロを行います。
普段のインプロと違うのは、司会者としてどのように話を展開していくか、誰にどのように話を振るか、コメンテーターのコメントをどのように次の話に繋げていくかなどファシリテーション力が問われる点です。
これは俳優以外のビジネスマンにとってもスキルアップとなるトレーニングかと思います。
実際にやってみると、そのテーマに対してどんなテンション・表情で臨むのかといった事前に想定できる部分に加え、自分自身が上手く話を繋げられない時にどうするかなどその場の即興力も必要となり、芝居だけでなく情報番組からも俳優として必要なことが学べることがわかりました。
〈インプロヴァイゼーション(ソロ)〉
テーマ「衣替え」
【設定】
秋冬物を出している。
去年買ったけれどまだ着ていない服や、お気に入りの服が出てくる。
着ようとすると入らない。
太ってしまったようだ。
どの服も今の体型ではきつい。
今回はソロということで、基本的な設定以外は全て自分一人で考えて展開させていかなければなりません。
また、衣替えの様子をパントマイムでやることになるので、そうした動作を細かく正確に表現するスキルが問われます。
事前に設定や流れを考えて練習したのですが、実際にやってみると、パントマイムに意識を向けると次の展開を忘れたり、反対に次の展開に意識を向けるとパントマイムが適当になったり・・・
いくつものことを同時にやらなければならない難しさを感じると共に、スタニスラフスキーの「なんでもない人間の生活を舞台に持ってくるためには、大変な努力、莫大な研究、習慣の発達、或る技術が必要なのだ」という言葉を痛感しました。
ソロのインプロは俳優の基礎として重要なものが詰まっていますね。
〈パントマイム練習〉
最後に各自スマホで服を検索し、その服を着るパントマイムを行うことでデザイン、サイズ感、重さ、質感、色などを表現する練習を行いました。
例えば、服の持ち方や服を着る時のスピードで重さを表現したり、袖を触ることで長袖であることを表現したりなど、普段無意識にやっていることをどれだけ意識的に再現できるかが重要になります。
一流の俳優になるにはパントマイムの上手さが必須とのことなので、普段の生活から自分の動作を意識していきたいと思います。