今週のブログはゆうきが担当します!
シアターゲーム
「ディケンズ」
クリスマスキャロルなどの作者であるチャールズ・ディケンズの名前から取ったシアターゲームです。
皆で円になって目を閉じ、人物、空間、物など何か一つをテーマとして次々にイメージを付け足していきます。
1回目は「男性」というテーマだけ決めておいて、
・フロリダ在住
・日本生まれ
・母が日本人
・名前はケビン
・ハンバーガーが好き
など思いついた人から次々にイメージを付け足していくのを12〜13分ほどやりました。
2回目は「レストラン」というテーマだけ決めておいて、
・高原のレストラン
・創業30周年
・今日はテレビの取材を受けている
・支配人の奥さんは他界している
・奥さんの霊がレストランにいる
・支配人は従業員の女性と再婚したがっている
など物語を展開させていき、気づけば30分経っていました。
意識したわけではなかったのですが、1回目はケビンという男性とその周りの人達の「人物像」が明らかになっていき、2回目はレストランにまつわる「物語」が展開していくというように自然と違いが出てきました。
他の人のイメージを聞くことで自分が最初に思い描いていたものからどんどん変化していくのが面白かったです。
途中で付け加えたいイメージがなかなか思いつかないこともあったので、もっとテンポ良くいけるようになりたいですね。
インプロ コントラスト(シンクロ)
「嘘」
上司:部下の失敗が目に付く。
悩み事があったり、自信を失くしていないか気になるので、相談に乗ってあげたい。
部下:何も問題ないし、悩み事もないと言い張りたい。
本当は大きな問題を抱えている。
今回は、部下役は仕事、人間関係、恋愛、健康についてどんな悩みを抱えているのかをあらかじめ決めておき、上司はいかに部下の悩みを聞き出すかという、コミュニケーションと話術のインプロでした。
上司役と部下役を入れ替えながら2回やって、上司役の際は部下の悩みを60%くらい聞き出すことができたのですが、部下役の際は悩み事を隠す方に意識が向きすぎて「本当は大きな問題を抱えている」という感じを出し損ねてしまいました。
上司と部下の距離感であったり、普段からどういった関係性を築いているかによって悩みの引き出し方も変わってきますね。
今回は設定を決めた上での演技でしたが、実際はビジネス研修でも使われる内容なので実践的なものでした。
悩みがありそうな部下に対してなんとか聞き出そうとするのか、本人が大丈夫というのであればそっとしておくのか、カウンセラーとクライアントの関係であればクライアントが話してくれるまでそっと待つのですが、上司と部下となると悩みが原因で仕事に支障をきたす場合もあるので難しい所です。
普段から何でも話せる関係性を築いておくのが大切ですね。