今週はまっさんが担当します。
シアターゲームは、「シャドウ2」でした。シャドウ1のように、インプロをする本体と、それにくっついて動きを模倣するシャドウに別れる、というところまでは共通ですが、違いは途中で本体とシャドウが入れ替わるところです(ただし、交代は本体がシャドウの肩に触れることで成立します)。
始めは新商品開発ミーティングをしている会社の部長、課長、新人という設定で。後半はアンドロイドと、それを開発した博士と助手、という設定でしたが、こちらの方が役割の違いが出し易く、どんどん場面が変化する幅があったように思います。
シャドウになってみて気づいたことは、動きや姿勢を模倣することで、体のどの部位に力が入っているか、緊張しているか、また逆にリラックスしているか、といったこと。これは新鮮な驚きでした。
後半はインプロシンクロです。テーマは「悩みごと」
A どんな悩みごとを持っているのか、聞いて解決してあげたい。
B 〇〇について悩んでいるので、誰かに聞いて欲しい。
ペアでインプロをする前には、次のような準備シートに記述しました。
1.私(こんな人物である)
2.過去(こんなことがあって)
3.現在(今、こんな状態になって困っている)
4.未来(こうなれば解決する、改善する)
これらを書いて準備した後、インプロを行い、終わったら3つの項目についてAはBの評価をしました(それぞれ100点満点で何点かをつける)
1.聞いてくれた度
2.共感してくれた度
3.助言が役に立った度
役になってのインプロではありましたが、この採点は気になるもの。普段の自分にも重なる評価やコメントにも思えて、考えさせられました。ただ、それだけ役を演じる際にリアリティが出るように頑張ろうとしたからこそ、そう思えたのではないか、と自分ではポジティブにもとらえられました。
私自身の仕事上の都合で、今回を持ちまして、このクラスの受講は終えることになりました。
今までお世話になりました別役先生はじめ、受講生の方々には気持ちよく接していただき、楽しく学ぶことができました。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
増渕智