最後しっかり締めてくださいと言われて、離脱してしまおうかと頭によぎっている野々村です。
今回はwiasレベル2クラスの最終回でした。
I do&I want 総仕上げです。
クラスの総仕上げと同時に、7月頭から開始した、シーン稽古の総仕上げでもあります。
初回にセリフで動画を撮影し、I do&I wantで稽古を行い、最後にセリフで通し、動画で確認。
皆でビフォーアフターを振り返りました。
動画を拝見しての1番の驚きは、表情の変化についてです。
観ている人に伝わるような行動を心がけてきましたが、結果的に全員ここまで表情として外に表現されていたのかと驚きました。
ビフォーでは表面上で何かをしなければと取ってつけたような表情ばかりでした。稽古を通してその場に居続けられる材料を沢山手にしたこと、行動し続けられるようになったことでアフターのような演技に変化したのではないかと思います。
久しぶりのセリフの読み合わせであり、また一発勝負のため、頭の中や段取りが整理しきれていなかったにも関わらず、映像の中には1人の人間として生きているようにみえる人が存在していました。
そしてセリフを言っている時間も、言っていない時間も、同じ価値を持って存在することができるようになりました。
これまで起きている感情や、自分で描くイメージにとらわれてきました。
クラスを通して自分の中で起きていることを身体表現として落とし込むことや、相手と対話することの重要性に気がつき、その体感覚を経験することができました。
課題が見つかったことは勿論ですが、そこが改善するような道のりに僅かな光が差したように思えたことが大きな収穫です。
ブログを振り返るとできるようになったことの羅列ですが、8ヶ月かけてたくさんの気づきを得たことが嬉しいです。
これからも学び続けます。
拙い文章でしたが、お読みいただきましてありがとうございました!