第6期 レベル2A 最初のブログを担当させて頂きます。まよです!
〈上級スタニスラフスキー:Active Analysis〉
レベル2A 最初の数ヶ月は、実際に身体を動かしながら脚本解釈をする「Active Analysis」を学んでいきます。
今日は、シンプルな事例で学んでいく「Basic Principle」をやりました。お題は以下です。
「美しい景色で平和な楽園のような場所がある。そこで、2人は幸せそうに暮らしていた。そこにある人がやってきて、突然、その場所を自分のものにすると告げた」
このお題について、以下のステップでシーンを作っていきました。
(1)”平和な楽園” を演じてみる
ペアを組み、”平和な楽園” とは「どんな場所なのか」「どんなものがあるのか」「自分たちは何者か」「どんな暮らしをしているのか」等を相談して、演じてみます。演じた結果、「どんな気持ちになったか」を共有します。
(2)”ある人” が乱入する
今度は(1)を演じている最中に “ある人” が乱入するところまで演じてみます。平和を壊されると「どんな気持ちになるか」「どんな行動を取ったか」、”ある人” は「なぜ乱入して来たのか」「この後どんなことが起こりそうか、」共有します。
(3)台本で演じてみる
お題の内容を台本で演じてみます。
(4)台本の筋だけを追って演じてみる
台本の台詞に囚われずに、大筋だけを追って演じてみます。
*やってみて*
・ペアごとに “平和な楽園” の世界観が異なり、色んなパターンを見ることができました。”ある人” が乱入して来た際の感情も、世界観や人物のキャラクターによって異なり、「困惑・不安・恐怖」「排除・攻撃したい」「コミュニケーションを取りたい(説得したい、情報を得たい)」「守りたい」「時間を置いて体勢を立て直したい」など様々でした。色んな感情・行動の可能性を探ることが出来て面白かったです。
・様々な可能性を探ってから台本を持って演じることで、状況や気持ちが分かり、リアリティのある演技ができました。