まよです~!テキストは、先週から始まった『マクベス』第3幕 第4場。
前王を殺害し、新たな王になったマクベスが貴族たちを招いて祝宴をするシーン。そこに暗殺したはずの友人バンクォーの亡霊が現れ、マクベスは貴族たちの前で取り乱します。前王の殺害をそそのかした野心家のマクベス夫人は、何とかして王を正気に戻させようとします。
今日は、順番に〈マクベス〉〈マクベス夫人〉〈貴族たち〉を台本の大筋に沿って即興的に演じながら、「どんな行動を取ったか?」「どんな気持ちになったか?」を皆で共有していきます。
いろ~んな結果が出ました!
・取り乱したマクベスが体面を取り繕うところでは、”お腹が痛かった”という理由で押し通そうとしたり、”ギャグです”と言って誤魔化したり、”実はお芝居でした!”と言ってみたり・・・
・取り乱した夫に対するマクベス夫人の気持ちとしては、「貴族の前でなにやってんだ」「マジでしっかりしろ!」というのもあれば、「自分の力ではどうにもできないかもしれない」「衰弱しているようだけど、大丈夫かしら?」というのもありました。マクベスの取り乱し方、夫人の性格によって変わってきます。
・貴族たちも、性別・立場・性格・王との関係性によって、多様な反応が出てきました。
さまざまな行動・感情の可能性を探ることができ、面白いです。