まよです。
前半は、5週に渡って取り組んできた『マクベス』。最終回です。
テキストの最初から最後までを通して演じてみました。練習なしの一発勝負です。
それぞれ課題はあるものの、初回と比べると大きく成長が見られました。台本に書いてあるセリフをただ読んでいたところから、マクベス/マクベス夫人/貴族としてその場に存在し、セリフを喋れるようになっていました。
個人的には、前回のレッスンでやった〈台詞を喋らずサイレントで、動きだけで演技をする〉というのが、成長のポイントでした。サイレントでやってみると、ほとんど動けておらず、台詞を喋ることで演技した気になっていたことが分かりました。その役の目的をどんどん行動化していくことで、生きた演技になることを実感しました。
後半は、新しいテキストに入りました。
スペインの詩人/劇作家 フェデリコ・ガルシア・ロルカの『イェルマ』から。子供ができず、夫・義姉との関係性も最悪で自分は不幸な女だと思っているイェルマと、子供がいて夫との仲も良好なマリア。対照的な二人の女性の描写が特徴的なシーンです。
今日は、テキストを読んで登場人物の情報や気持ちについて整理しました。