はじめまして、ようこです!
今回初めてブログを書きます。
よろしくお願いします。
今日は、マイケル・チェーホフのPsychological gestureをやりました。
Psychological gestureとは、
「内面に影響を与える、シンプルなアクションの繰り返し」のことです。
今日のアクションはPUSHとPULLです。
PUSHのアクション
・2人一組で向かいあって押し合う
・早く押す、ゆっくり押す
・歩きながら、押す(対象なし)
・歩きながら、押す(対象あり:怒りを持っているものに対して)
私は、具体的な人物への怒りをアクションに込めた際に、だんだんと怒りが解消され、社会や世間へと対象が変わり、最終的にはほとんど怒りの感情がなくなりました。
アクションの後に、ペアで即興の芝居をしました。
男:同僚とご飯に何回か行ったが、まだ浮気していない。
女:何回もご飯に行ったのは、もう浮気で、ゆるさない。
私は女を演じました。
PUSHなので、どんどん攻撃しないといけないという気持ちで普段より迷わずセリフを言えました。いつの間にか、相手を隅に追いやっていました。
相手役は、ご飯に行っただけなので、あまり深刻な気持ちになれず、笑ってしまったと言っていました。
PULL
・2人一組で両手を繋ぎ、片方が引っ張る。
・早く引っ張る。遅く引っ張る。
・歩きながら、引っ張る(対象なし)
・歩きながら、引っ張る(対象あり:ほしいもの)
ほしいものを引っ張る動作をした際に、どんどん手に入れて、最初は幸せな気持ちでしたが、最後は現実と違い過ぎて、むなしくなりました。笑
また、自分はやりたいことをやってきたので、意外と精神的には満たされているのだと感じました。
アクションの後に、ペアで即興の芝居をしました。
女1 カウンセラー 契約を結んでもらいたい。
女2 相談者 話を聞いてもらい、悩みを解決したい。
私は女1を演じました。
お金の話を切り出すのが、本当に難しかったです。
女2が男にだまされてお金をとられ、精神を病んでいる相談だったのですが、また同じような悪い人間にだまされないように自分を変えていきましょう!と言ったら、
なぜ私が変わらないといけないんですか?悪くないのに!という、もっともな意見を言われて、相談者に寄り添うのは難しいと感じました。
PULLとPUSHの組み合わせ
PUSH 女1 社長 遅刻、ミスも多く辞めさせたい。
PULL 女2 社員 生活が困るので辞めたくない。
私は女2を演じました。
今までの設定の中で一番、日常で感じた感覚と近かったです。どうやら、相手の顔色を伺いながら、希望をお願いする機会が多かったようです。笑
辞めれない理由で、老いた猫の養育費で説得したのですが、受け入れてもらえず、次に、家族の病気の治療を言ったところ、感想で、先にそれを言ったらOKしたのにと言われました。たしかに!
PULLの設定の場合、PUSHの様に思いついたままに言うよりは、考えて、作戦を練る時間が必要だと思いました。
最後に、他のペアの演技をみて、アクションをした後にすぐにセリフを言った方が、アクションからの影響が強いと感じました。