令和となったゴールデンウィーク。5月3~5日にかけて
7年目となるポール・パーカー来日特別ワークショップを行いました。
1日目 Breath Voice Body Connection & Basic Works
割と定番の呼吸のワークからスタート。
オーストラリアンテクニックと呼ばれるこれらのワークは、同じものをラッセル・クロウやニコール・キッドマンらのオーストラリア人俳優は受けています。
息がお腹の下まで落ちることによって、感情が出やすくなります。
チャクラのワークも毎年やっていますね。
オーストラリアの演劇学校では、年間通してこうした呼吸や声のワークをやるところもあるそうです。
後半はスクリプト(台本)を使って。感情が自然に出てくる演技になっています。
今年は、本当に使用テキストが多かったです。
翻訳が大変でした。
2日目 On Camera -Risk Taking & Auditioning
2日目はカメラアクティング。映像演技です。
すごく基本的な感じではありますが、フレームの中の顔の角度を手を使って覚えていきます。
台本をつかって、カメラの前で一人ひとり演じました。
この2日目が一番人数が多かったので、この日に集合写真を撮影しました。
将来有望な人が多く、この中から、大きな役を掴む人が出てくるでしょう。
午後は、改めて映像を見返して、フィードバックを与え、そして最後のペアでの課題にチャレンジ。
皆さん、クリエイティブで、リスクを取った素晴らしい演技ができていました。
3日目 On Stage -Communication & Creative Acting
3日目、ジャック・ルコックの、ニュートラルマスクから。
マスクを使い、言葉を封じることで、感情表現を身体で使い、意思疎通を身振り手振りで行うことになります。
また、不安を越えて、積極的になるという効果もあります。
テーマとしては、しっかりコネクションを取るということ。
マスクの後は、スクリプトを使いながら、表情豊かな演技が見られました。
「Forgiveness」という映画の台本ですが、自由にスペースを使いながら、人と違う演技をしっかりと行いました。
小道具を直前に渡して発表させましたが、みんなしっかりと対応しているし、素晴らしいサプライズの演技が見えました。
懇親会
参加された皆さん、おつかれさまでした!
すごく良い学びになったと思います。
スクール生や元スクール生も多数参加していました。