
日本のスタニスラフスキー講師別役慎司によるLAワークショップ
ロサンゼルス在住の日本人俳優の皆さん、日本でトップクラスのアクティングコーチ別役慎司のワークショップを受けてみませんか?
ロサンゼルス、サンタモニカにある国際的なアクティングスクールLos Angeles Performing Arts Conservatory(LAPAC)と2019年に提携関係を結んだ東京のアクティングスクールWings International Acting School(WIAS)。
2020年2月に一ヶ月のHollywood Intensive Acting Programという、日本人をLAPACに連れて行って集中的に学ぶ特別なプログラムを企画しました。
こちらは、ロサンゼルス在住の俳優も受講することができます。少人数なので、通常のLAPACの授業よりも3倍実践機会があり、しかも正規料金より1000ドル割安となっています。
またWIAS校長別役慎司によるクラスが三つあり(日本語での指導)、アメリカではあまり学ぶことが出来ない本場のスタニスラフスキーのクラスのほか、マイケル・チェーホフ、シーン・スタディのクラスがあります。それぞれ全4回200ドルで受講することが出来ます。1回のみの単発も可です。
3クラス受講者は、2月29日にLAPACのMain Theatreで行う最終発表会に出演することができます。
別役慎司は英国のロンドン大学で俳優訓練法や演出法を研究し、2000年よりSTONEψWINGSアクティングスクールの校長・講師として、スタニスラフスキーやインプロを教えてきました。2018年にハリウッドとニューヨーク、2019年にハリウッドとサンタモニカで演技ワークショップを行い、アメリカ人俳優・日本人俳優双方から高い評価を得ました。日本人俳優の国際的な活躍のために尽力しています。

- スタニスラフスキーやマイケル・チェーホフを時間をかけて学んだことがない。
- 英語の演技レッスンで学んできたことを日本語で腹に落としたい。
- 日本人ならではの微細な感性と、より理解できる日本語の指導で演技を見てもらいたい。
- 感情に任せた演技だけでなく、論理的な分析や五感を通して感じること、身体を使って表現することを身につけたい。
- しっかりと演技を見てもらい、演出された状態で、Casting Directorに観てもらえるShowcaseに出演したい。
Timetable
●MONDAY 14:30~17:30「STANISLAVSKI」 3 hours × 4 weeks
●WEDNESDAY 14:30~17:30「MICHAEL CHEKHOV」 3 hours × 4 weeks
●FRIDAY 11:30~14:30「SCENE STUDY」 3 hours × 4 weeks
●29th February FINAL PERFORMANCE
Fee
1クラス $200
2クラス $400
3クラス $600
単発1回のみ $55
最終発表会(ショーケース)参加 $95
Place
LAPAC (Los Angeles Performing Arts Conservatory)
1404 3rd Street Promenade
Santa Monica, CA 90401
STANISLAVSKI
月曜日
演劇の歴史のなかで初めて俳優訓練というものを確立し、いまなお世界で最も総合的に網羅された演技理論と実践法である。
アメリカで広がったメソッド演技は、スタニスラフスキーから派生したものだが、当時のロシアは情報制限が厳しく、全貌がわからないために大きく歪められて広がってしまった。現在は、情報が正しく伝わり、メソッド演技のような偏っている演技術ではなく、映像・演技全てに応用できる黄金の演技術と捉えていい。イヴァナ・チャバックがスタニスラフスキーを応用している。残念ながら彼女もまた偏っているが、映像演技でも強力に使えることを実証した。
M.CHEKHOV
水曜日
スタニスラフスキーとダンチェンコが創設したモスクワ芸術座で俳優として活動したのち、ヨーロッパを渡り、最終的にハリウッドに来た。
スタニスラフスキーがOceanであれば、チェーホフはDeep Sea。深く深く探求していくメソッドであり、感じることを重視し、人間が自然に持っている能力を引き出していく。そのため、スタニスラフスキーと組み合わせることで最強の俳優となり得る。
チェーホフが指導した有名人としてはマリリン・モンローやグレゴリー・ペックなど。アメリカではMICHA(Michael Chekhov Association)という大きな組織があり、別役も参加している。
SCENE STUDY
金曜日
日本になく、アメリカでよく見る演技レッスン形式はシーン・スタディだ。シーン・スタディは、俳優の演技の提示が大切であり、その創造的な提示に対して演出家の視点と演技講師の視点で助言していく。今回のインテンシブプログラムでは、スタニスラフスキーとマイケル・チェーホフのアプローチを使いながら最終発表会のために仕上げていく。緻密なイギリス流の演出を行う別役慎司が日本語で丁寧に対話しながら創っていく。
最終発表会の題目は「Angeles In Tokyo」で、別役慎司の新作となる。
FINAL PERFORMANCE (SHOW CASE)

2月29日、One month Intensiveの集大成として最終発表会をLAPACのメイン劇場で行います。そこには、アメリカ人・日本人のお客さんを呼び、キャスティングディレクターなど業界関係者も招待して上演します。
日本から渡米して受講する生徒は別役の3クラスも必修で、この最終発表会も出演します。ロサンゼルス在住の受講者も、この最終発表会に出演することができます。但し、別役の3クラスを半分以上出席する必要があります。別役の3クラスは、最終発表会に出演するしないに関わらず、受講することができます。
作品「Angels In Tokyo」作・演出:別役慎司
10分程度のオムニバス作品。生きづらさを抱える東京で、希望(天使)を探すものたちのストーリー。
ロサンゼルス在住俳優用申し込みフォーム
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