こんばんは。工藤です。
本日のレベル2Aではハロルド・ピンターの『THE LOVER』のサラとリチャードのシーンを使ってトレーニングをしました。
ハロルド・ピンターは”20世紀後半を代表する不条理演劇の大家”と評されるイギリスの劇作家です。
公演の時にみんなで台本読解をした「Table Analysis」のように、キャラクターの読解、戯曲の可能性の読解、実際に演じてみて正当化が可能なのか?実験をしました。
状況を明確に指定しない「不条理劇」なので、正直、どんな解釈でもできます。
可能性は無限大!
けれど、実験してみるとOpenな関係、優しさだけだと面白くならないかも?と意見交換をしながら、隠し事を作ってみたり、隠し事を知っている場合、知らない場合…色々な設定を作ってみました。
「ホリホックに何があるの?」
「なんでブラインドの話するんだろ?」
なんて、話をしながら模索しました。
そして、本日のできとして発表しました。
そう来たか!
そうなるんだ〜!
と汎用性が高くて面白い戯曲だなと思いました。
見えた部分、見えなかった部分、
反省しながらしばらく向き合う予定です。
来週は”I Do”を使って実験をしていきます。