まよです。
先週に引き続き、テキストは別役先生作『Heaven’s White』です。
【シーン設定】
■ 場所:廃墟
■ 登場人物:廃墟の女、写真家
■ 状況:① 撮影のために廃墟にやってきた写真家 を、② 廃墟に住むみすぼらしい女 が追い出そうとする。
【レッスンの流れ】
① その場で台詞を入れて発表
② キャラクター分析(廃墟の女と写真家の「相違点」「類似点」)
③ 分析結果をもとに、キャラクターの Quality を Center に入れて演じる
④ 別役先生によるテコ入れ(キャラクターの背景の明確化)
【振り返り】
・① については、どうしても台詞を頭の中で追ってしまい、役になりきれていない自分がいました。別役先生から「台詞を覚えていなくても、全てを知っているかのように演じるように」とフィードバックをもらい、2回目は役の目的と場所のイメージに集中することで改善されました。
・③ では、「闇」という Quality を Center に入れて廃墟の女を演じてみました。しかし、まだ役と一体になりきれず…。別役先生が廃墟の女の過去について、私に質問しつつ掘り下げてから、2回目を演じました。女の過去は「旦那を不倫疑惑で殺害しており、ずっと罪の意識に駆られている」というもの。この背景が明確になると、「廃墟=監獄」というイメージが湧き、「光を遠ざけたい」「誰にも見られたくない」という気持ちが湧いてきました。この気持ちが演技にも反映され、演技中の行動が大きく変わりました。
→ 今回演じるキャラクターは私と真逆のタイプで、苦戦しています。「殺人を犯した」という設定に「なんで?どういうこと?分からん!怖い!」と思ってしまい、役を受け入れる・理解するというのが難しいです。どうしたらこの役に近づけるのか、私の課題です~