皆さんこんにちは、WIASの吉岡です。今回は2/19に受けた、マイケル・チェーホフクラスについて投稿します。
今回学んだのelements”属性”です。4つの異なる性質をイメージし自分の体内に取り込むことで、自分演じが演じる役に近づくようにします。まず先に4つの性質を紹介します。後述しますが、属性にも様々なアプローチが可能なので一概にこれだときめつけることはできません。
土・・・固く、動きのないイメージ。
水・・・冷静な、流れに身を任せるイメージ。
風・・・自由気ままなイメージ。
火・・・熱く、情熱的なイメージ。
間隔をつかむファーストステップとして、部屋中を4つの性質をイメージ・感じたりしながら歩き回ってみます。各々何が自分に合っていて、自分には合っていないかが感じ取れるはずです。個人的には土と水は自分の意志で動けないなと感じ、風と火は自分から積極的に動くことができる心地よさを感じました。
次に「ディスカッション」と「大事な創作物を壊された」をテーマとした即興。途中で属性を変化させることがるーるにあります。「ディスカッション」では、属性変化による自身の内面の変化を感じてみましょう。
「大事な創作物を壊された」では、ゴールとして「壊されたBは、壊したAに修理させる」が設定されており、
A・・・風→水
B・・・土→火
のような設定があります。B側は「如何にしてAに創作物を直してもらうか」→「どのように火を扱うか」がポイント。火をAに一方的に放出し続ければ成功するとは限りません。
最後にShowcaseで使用する台本に即興形式で応用します。同じシーンでも属性を変えてみるだけで展開が変わっていきます。また、一つの属性にも様々な使い方があります。例えば、流水のようにただ身を任せ自分を持たない水もあれば、相手に潤いを与える恵みの水という風に使ってみることも可能です。
また人間の気持ちは一つの側面だけで語れるほど単純ではないので、人物を演じるにあたって、2種類以上の属性を使ってみると役作りの上でいいかもしれません。
以上、サンタモニカで様々な経験をしている吉岡でした。