こんばんは、工藤茜です。
今回は…
・Zinder「Center Qualities」
・Chekhov「Three Sisters」
Floating-Falling-Balancing
のレッスンについて書きます。
【Center Qualities】
前回
Center(=エネルギーの源)にQualities(=要素)を入れると、その要素にちなんだエネルギーが表出されるんだというワークをしたそうです。
今回はその続き。
◯ルール
くじ引きでお題カードを2枚引きます。
※そこには形容詞や色などの単語が記されています。
その単語=要素をCenterに入れて身体で表出してみる。
観ている人は当ててみる。
◯実践
まずはのぶさんから。
「青い」×「平たい」
平たいはともかく、
色は主観的で難しいと思いました。
その後皆さんの発表を拝見し
いよいよ、私。
久しぶりに踊りました。
小学生からクラシックバレエを習い、高校時代にらコンテンポラリーダンスで全国大会に出場しておりました。交通事故で左脚を粉砕骨折して、もう踊れないから声の芝居でもやってみようってことで声優養成所に行ったのが私です。
なので、意地でもこのくらいはちゃんとできたいところ。
引いたのは…
「重い」×「荒っぽい」
もう、最悪に疲れました。
2周目は
「トゲトゲ」×「黒い」
更に最後はのぶさんが演出家。
他5名でくじを引いて、
それぞれCenterにセットした状態でインプロをしました。
インプロとしては、
とんでもなく酷い作品になりました。
一先ず、全て当ててもらえて良かったです。
それと、個人的にはこのワークでもう一つ学びがありました。
大女優のあみーさんは「ドロドロ」の表現でも絶対に顔を伏せなかったこと。
私はダンサー気質なので、顔は全身の1パーツとしか思っていないし、顔を上げることによる意味が強過ぎるので、ミュージカルみたいな作品でない限り上げっぱなしにはしないな…と気付きました。
あみーさんから女優魂を学びました。
【Three Sisters】
Floating-Falling-Balancing
それぞれの役割を1人ずつ。
3人でインプロをしました。
・家族で宝くじ結果発表
・囚人の談話室
・離婚会議中の夫婦と友人
・投資詐欺師と被害者と友人
・アイドルとマネージャーとファン
役割を全うするだけでも
インプロのコントラストが出せて
面白かったです。
【まとめ】
今度の舞台が、基本的には落ちているというか、ドライな役なのです。
浮いてこない中でも反応して、役の中でコントラストを作る見せ方ができたら良いかなと思いました。
そして、早速先日の稽古場で試しましたところ、キャラの一貫性の範疇で自由に動けて良かったと思いました。
総じて褒めてもらえたので、
良かったのでしょう。
今後とも、使えるものはどんどん使っていこうと思います。