今回のブログは金城和己が担当します。
第9回の今回もお馴染みムーヴメントトレーニングからスタートです。
今回やったのは【腕・肩・肘・手】のトレーニング。
①前傾姿勢になり腕を脱力しながら前後に振る(膝のクッションを使いながらフワフワと)
②地面と水平に腕を前に伸ばす。
手だけは脱力する。
下に落とし、その勢いを活かして一回転させる。
力は入れずに反動が治まるのを待つ。
反対、腕をまっすぐ後ろへ伸ばす。
おなじく下に落とし、反動が治まるのを待つ。
③足を肩幅に開く。
腕を横へ伸ばし、投げ縄を回すように回転させる(カウボーイのようなイメージ)
逆回転も同様におこなう。
④肩を回すトレーニング。
気をつけの姿勢で立ち、肩を前に左右ずらしながら回す(機関車の車輪のようなイメージ)
同様に後ろへ回す。
⑤腕を地面と水平に横へ伸ばし、肘を90度に下へダランと力を抜いて曲げる。
肘から下をリラックスさせながら振り子のように左右に振る。
回転させながら左右バラバラにおこなう。
⑥両腕を前に伸ばし手だけを脱力。
振り子のように左右に振る(腕の反動もつけるとよい)
⑦両腕を前に伸ばし手のひらをグーパーグーパーひらく。
指先をすばやくひらいてとじて。
手のひら全体をほぐすように。
※全体の共通として、なるべく力を入れずにリラックスさせること。
自分は普段から肩に力が入りやすいので、腕まわりの筋肉をほぐす運動として効果的だと感じました。
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さて、前回から学び始めた
Balance and Center of the Gravity(重心とバランス)
普段の生活でも自分の重心が身体のどこに偏りやすいのか、しっかりとバランスよく真っ直ぐ歩けているのか、など気にしてみましたが授業でやってみると自分の平衡感覚の乏しさを実感します。
そんな中、今回やったのは
①耐久枠飛びゲーム(勝手に名前つけました)
②階段いろんな上り方チャレンジ(勝手に名前つけました)
③空間を把握、記憶してゴールまで辿り着け!
(勝手に名前つけました)
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【耐久枠飛びゲーム】
まずは床の10〜15箇所くらいにヒモで作った四角形や三角形、ハートの形など色々なスタイルの枠をバラバラに置きます。
◯制限時間2〜3分間の中でプレイヤーはそれぞれ、枠から枠へジャンプします。足が枠からはみ出さないように。
枠と枠の間をひたすらジャンプするので、この時点で結構つらいです。
これが1ラウンド目。
◯2ラウンド目は片足だけで枠から枠へ飛び移ります。
なるべく止まらずに次の枠へジャンプしようとしますが、しんどいのでハート形の枠で少し休憩しました。
◯3ラウンド目から少し変わります。
手のひらサイズのボール4つを枠から枠へのジャンプと並行しながら色々な場所へ置きます。
各プレイヤーは置かれたボールを回収し、また違う場所へ置いたり(このときに置かれた場所が枠から遠いと取りに行くのがつらい)あるいは他のプレイヤーにボールを手渡ししたり。
ボールの要素が加わったことでやることが一つ増え、若干バランスを崩しやすくなったように感じました。
あと出来るだけ他の人がボールを回収する作業が大変になるよう仕向けたりしました。
楽しかった。
◯4ラウンド目はボール+片足ジャンプ。
この時点でヘトヘト。
◯そして最終ラウンドはボール+妨害。
これまでのルールにプラス、僕たちが飛び移っている隙間を先生が駆け巡って妨害してきます。
枠を踏み飛び移る意識、ボールを渡す置くの意識に加え、縦横無尽に駆け巡る妨害への意識と忙しなかったです。
一通りやってみて思ったこと、テーマである重心とバランスはもちろん、視野を広く持ちながら周りを観察して今どこで何が起こっているかを瞬時に見極める集中力も養えるのかなと感じました。
あと持久力も伸ばせそうです。
すんごい疲れました。
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【階段いろんな上り方チャレンジ】
読んで字のごとく、20段くらいの階段を1段飛ばしで上ったり、後ろ向きで上ったり、様々な動き方で往復するもの。
中でも一番むずかしかったのは膝を曲げずに上ること。
本来なら曲がるはずの関節を一直線に伸ばしながら階段を上ることは至難の業でした。
みんなの動きがロボットみたいになっていて愉快でした。
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【空間を把握、記憶してゴールまで辿り着け!】
床にスタート地点とゴール地点(コの字になっている)の紐を置く(5mほど距離を空けて設置)
スタートからゴールまで目を閉じて歩き辿り着く、というシンプルなもの。
なのですが、これがメチャメチャ難しいです。
たった数メートルの距離を目を閉じて歩くだけなのに、何度も失敗しました。
ゴール地点だ!と思ったら足がゴール枠から出ていたり、まったく検討違いの方向に向かっていたり。
スタートする前にしっかりとゴールまでの道筋を記憶したつもりでも、なかなか思い通りにはいきません。
空間を把握して動く、というのは舞台の芝居でも非常に大切な要素なのでこりゃイカン!と思わされました。
もっともっと研ぎ澄まさねば。
ちなみに椅子を置いて障害物ありver.もやったのですが、穴井さんは椅子の気配を察知するのが上手でした。
なにか見えない敵と戦ってるみたいでした。
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【まとめ】
先週から引き続き学んでいる「重心とバランス」
日常生活で無意識にやっている動きも、いざ意識を集中させてみると「こういう動きならこの筋肉の力が必要だな」とか「この態勢は身体のこの部分に重心を置いたほうがいいな」とか色々な気付きがあって勉強になります。
自分の身体の可動域をよく知って、もっともっと思い通りに動ける身体をつくっていきたいですね。
バイバイっ☆ミ