皐です。
レベル1B、3回目のブログを担当します。
①ムーブメント
今回は下半身、とくに股関節を動かすエクササイズを行いました。股関節を持ち上げて脱力を繰り返すムーブメントでは、脱力したつもりがどこかに力が入ったままだったり、左右の脚や動きの方向によって差感じたり、色々な気付きがありました。終わった後は床の反発をより感じて立てる感覚がありました。
②シアターゲーム
ミラーというのをやりました。2人で向き合い、一方がもう一方の動きを鏡のように真似るというものでした。やっているうちに、自然に相手と呼吸までが合ってきて、時々どっちが主導しているのか分からなくなるような感覚がありました。
また、1テンポずらして真似るというのもやりました。こちらは私は慣れるのに時間がかかりましたが、より感覚を研ぎ澄まして集中したら先ほどのように呼吸が合ってくる感覚が生まれました。
③インプロ
今回は5人全員でのグループインプロでした。
お題はキャンプ。キャンプを楽しみたい人、静かにしたい人、帰りたい人等々…5人それぞれが別々の心理で集まっているという設定で、3パターンの設定をやりました。
今までは2人や3人だったので必然的に相手がボールを投げてくれるし自分も相手に返せばよかったのですが、グループインプロは固定の相手がボールを投げてくれるわけではなく、色んなところから拾わなきゃいけないのが難しく感じました。
ただ、自分の設定を使って色んな行動を起こせば起こすほど、相手役は自分の目的を妨害されるから必死になってボールを返してくれる、それはペアでもグループでも同じだなと思いました。
それと、静かにしたいとか帰りたいとか、ひょっとしたら自己完結できてしまいそうな目的だとしても、周りを動かして役にとって良い状態を作ることもできるということ、そうやってアクションすることでドラマが生まれるということ、
設定を演じることにただ必死になるより、五感を使ってその状況の中にちゃんと居た方が、五感から得る情報が演技を助けてくれるんだということ、
その状況の中に本当に居るということは、まだまだ私にとっては瞬間的ではあるけれど、その瞬間が何よりも楽しいし、好きです。
全て完璧にできたわけじゃないけれど、振り返ってみて気付けたことが沢山ありました。